知ってるようで知らないマクロビオティックについて
2017.12.18
長生きするための食事を考えるマクロビオティック
誰しも健康で長生きできたら・・・と願うものですが、この思いを食事の面からサポートするのがマクロビオティックです。
マクロとは大きい・長いという意味で、ビオは生命、ティックが学術という意味ですので、マクロビオティックはいかに長生きするかという技術という意味になります。
マクロビオティックの特徴とは
マクロビオティックの特徴はまずは動物性のタンパク質をまずは控えるということで、特に肉はあまり食べずに、その代わりに野菜を多く食べるのが基本的な特徴です。
野菜も無農薬や自然農法のもの、その土地でその季節に取れるものを好んで使うのもマクロビオティックの特徴です。
穀物もたくさん取りますが、精米したものではなく玄米などを多く利用して、献立としては玄米ご飯にわかめのお味噌汁、野菜の煮物、野菜の炒め物などがスタンダードです。
肉や魚、卵、さらに乳製品や砂糖などを控えて食事の半分はご飯などの穀物にするのがマクロビオティックの定番メニューです。
無理なく始められるマクロビオティックの大原則
マクロビオティックの考え方として身土不二、一物全体、陰陽調和というものがありますが、中でも身土不二というのは人間の体とその土地の環境は切り離せないという考えです。
そのためにマクロビオティックでは暮らしている土地で取れる季節の食べ物を食べることを大変重視しているのです。
また一物全体はある食品をまるごと食べるという考え方で、マクロビオティックでは野菜などもよく洗って皮などをむかずに調理してまるごと栄養をいただきます。
陰陽調和は暑い時期には体をクールダウンする食べ物を、寒い時期には体を温める食べ物を食べてバランスを取ろうという思いを表しています。
このような大原則に基づいて無理なく始めることが出来るのがマクロビオティックの魅力です。