カラダに良いハナシ(読み物)
≪意識高い系≫マクロビオティックレシピで健康な身体をつくる
健康で長生きしたいという思いを叶える調理法
高齢化社会になるにつれ、多くの方が気になるのが自分は健康に長生きできるかということですが、こうした思いを食事からサポートしてくれるのがマクロビオティックです。
大きいという意味のマクロ、命という意味のビオ、技術という意味のテックという3つの言葉からなるマクロビオティックというとストイックなイメージを持つ方も多くいらっしゃいますが、原則を踏まえて自分なりの方法で毎日の食事に取り入れることができる、大変手軽な生活の知恵なのです。
マクロビオティックの二大原則とは
マクロビオティックには大きな二つの原則があり、これを踏まえることでマクロビオティックの考え方を普段の食卓にずっと取り入れやすくしてくれます。
まず一つ目が身土不二という考え方で、食材はできるだけ暮らしている土地のもの、さらに旬のものを頂くということです。
身土不二というのは、熱帯地方に住む方はその土地の食べ物を食べることにより、体を冷やす効果を得てバランスをとる事ができ、寒い地方に住む方はその土地の旬のものを食べることで体を温めることが出来るというものです。
日本には四季があるため、季節に合わせた旬のものを食べることで健康を維持できるのです。
もう一つが、一物全体という考え方で、これは自然の食材はできるだけそのまままるごといただくということです。
一物全体は、野菜やフルーツなど皮をむかずにいただくことで栄養価を丸ごといただけますし、お米も精製しないほうが栄養価が高いのです。
手軽に取り入れたいマクロビオティックのレシピ
マクロビオティックを手軽に取り入れられる方法が、できるだけ肉や魚を食べずに穀物中心のメニューにするということです。
マクロビオティックでは全体の食事バランスの6割程度を玄米などの穀物でとり、さらに野菜のいため煮、海藻などが食事の中心となります。
できることから始めることで健康に長生きできるレシピを無理なく食べることができるのです。