カラダに良いハナシ(読み物)

【たった一粒で効果絶大】夏バテ防止の梅干しの健康効果とは

2016.09.10

夏バテにはクエン酸

夏バテにはクエン酸が効果的とされています。 クエン酸はもともと人間の体内で作られる物質ですが、ストレスや運動不足などで現代人は慢性的なクエン酸不足であると言われています。 仕組みとしては、細胞内の酸素不足によりクエン酸が生産されなくなると乳酸が大量発生して体内にとどまります。 すると細胞、血管、筋肉を硬化させて疲労に繋がるのです。 そのため、クエン酸を摂取することで疲労回復と夏バテに効果をもたらしてくれます。 クエン酸は酸味の素なので、酸味のある食物から摂ることができます。 代表的な食物といえば梅干しでしょう。

食中毒の効果も

クエン酸は抗菌作用も持つため食中毒予防にも効果的です。 これからの時期、気温があがると菌も繁殖しやすくなり、食中毒にかかる可能性も高まるので気をつけなくてはいけません。 実際にお弁当や、おにぎりに梅干しを使用しますが、これはご飯に合うからではなく、食中毒予防のためでもあります。 ただし、予防できるのは梅干しが触れている部分のみなので、効果を得るためにはご飯全体に混ぜ込むなどの工夫が必要になります。 もしも食中毒になってしまったら、梅肉エキスを30分おきに5gずつ飲んでいくと効果があるとされています。

梅干し一粒でOK

クエン酸は夏に1日3g~5g摂取するのがいいとされています。 梅干しのクエン酸含有量は1粒で約0.3gなので、それで計算すると1日に10粒は食べなくてはいけません。 しかし梅干しにはクエン酸の他にも様々な酸が含まれており、例えば、リンゴ酸やコハク酸もクエン酸同様に夏バテ防止に繋がる疲労回復効効果があります。 また、汗で流れてしまったミネラルの補給、食べ物の消化吸収効果もあるので1日一粒ずつ食べていくことで夏に強い体作りをすることができるでしょう。

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