カラダに良いハナシ(読み物)

【夏に着たい♪】オーガニックコットンは普通のコットンとどう違うの?

2016.08.22

野菜だけではない、衣服もオーガニックの時代

湿度が高い日本の夏には、吸水性が良いコットン素材の衣類が大活躍します。 汗をかいても乾きやすいので素肌に張り付かず、暑さによる不快感を和らげてくれるとして、老若男女を問わず人気のある素材です。 そんなコットンですが、近年では普通のコットンと並んで、オーガニックコットンの人気も台頭してきました。 オーガニックと言うと野菜などの食品を連想しがちですが、オーガニックの市場は今や衣服にまで拡大してきています。 では、オーガニックコットンと普通のコットンでは、どのような違いがあるのでしょうか。

優しい肌触りが特徴

見た目では、オーガニックコットンも普通のコットンも、特に変わりはありません。 オーガニックは生成りの自然な色合いをしていることが多いため、ナチュラルなイメージがある程度です。 しかし、触ってみると肌触りが普通のものより柔らかく、しなやかだと感じられるでしょう。 その柔らかさは、オーガニックコットンが畑で育つ過程においてはもちろん、衣類に加工する過程においても化学薬品を使用せずに作られたためです。 肌への刺激が少なく、敏感肌の方や赤ちゃんの衣類に最適とされているのは、この優しい肌触りによるものと言えるでしょう。

地球の優しさで育まれたコットン

オーガニックコットンの定義として挙げられる事は、農薬や化学肥料を3年以上使用していない土地で、除草剤や害虫駆除剤などを一切使わずに栽培された綿花であることです。 除草や害虫の駆除などの手間は全て人の手によって行われることになりますから、大変な労力と時間が掛かります。 しかし、有機農地は周辺の水質が改善され、土壌も本来の力を取り戻し、二酸化炭素の削減も期待できるとされています。 私たちが肌に優しいオーガニックコットンを選べば、有機農地はどんどん増え、地球の潤いも守られるというプラスの連鎖が作られるのです。 この夏は、オーガニックコットンで地球にも優しいおしゃれを楽しんでみませんか。

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