カラダに良いハナシ(読み物)

若々しさを増進させる食材といえば…「ぬか」です!

2016.10.28

アンチエイジングにおすすめの栄養素が豊富

皆さんは「ぬか」がどのようなものかご存知でしょうか。 ぬかみそをイメージされる方も多いかと思いますが、いったいどんな原料なのか知っている方は現代の日本人にはあまりいないかもしれません。 ぬかは玄米を白米に精製する際に出るかすにあたります。 精製された状態しか知らない方にとっては、イメージが付きにくいかもしれません。 簡単にいえば、ミネラルやビタミン、食物繊維が豊富な玄米から栄養素だけを落としたものということができるでしょう。 ビタミンB1は白米の約20倍も含まれ、便秘改善にいい食物繊維も豊富です。 ビタミンEも豊富でお肌や血管の若返りに一役買ってくれます。 特有の成分としてγ-オリザノールが含まれ、コレステロール値の改善に役立つといわれています。 フェルラ酸 もぬか特有の成分で酸化防止作用があり、老化予防にも役立ちます。

ぬかはどうやって食べるのか

こうした栄養素を摂取するには玄米を食べる方法もありますが、ご飯はやっぱり白いほうがいい方や、玄米を炊くのが面倒な方は、白米にプラスしてぬかを摂取するといいでしょう。 ぬかには独特の臭いや風味がありますが、じっくりと乾煎りすることで気にならなくなります。 ネットで探すと乾煎りした状態のものを自然食品店やお米屋さんが販売していたりするので、便利な素材を活用してみましょう。

お料理にも気軽にプラス

炒ったぬかはそのまま白米にふりかけて食べたり、きな粉やすりごま代わりに利用することもできます。 コップ1杯の牛乳にぬかを大さじ1~2杯ほどをまぜたドリンクは、意外に甘くて飲みやすいです。 飲みにくさを感じるときは、きな粉とブレンドして使ってもいいでしょう。 きな粉と併せて安倍川餅もおすすめです。 胡麻和えの代わりに野菜のぬか和えにしたり、ハンバーグや餃子、シュウマイなどひき肉料理や野菜炒めに混ぜ込んだり、てんぷらやフライの衣やお菓子やパンを作る際に小麦粉に混ぜ込むのもおすすめです。

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