カラダに良いハナシ(読み物)

【徹底解剖】何故オーガニックコットンに人気が集まっているのか?

2017.08.16

オーガニックコットンとは?

オーガニックコットンとは、通常の綿と違ってその栽培過程にまでこだわったコットンのことを言います。 綿花と言えば、開発国などで安価に育てられる植物として栽培されていますが、その栽培過程で農薬を大量に使うため、栽培する土地の土壌や栽培を担う人々の健康にも大変な悪影響を与えています。 栽培する農家の人々は、直接的に手や肌に触れるだけでなく、噴霧の際に鼻や口から吸い込むことにより、臓器にダメージを与え、さらに散布された農薬が土壌へと染み込み、地下水や井戸の水を汚染し、周辺の地域の人々の健康をも脅威に晒しています。 このような状況の上で、綿が作られ、我々が手にする安価なファストファッションが成り立っているということはあまり知られていない実情です。 そこで栽培の際に農薬などの化学物質、化学肥料を一切使用しない、有機栽培にこだわったオーガニックコットンが注目されています。

化学物質を使用しないから肌触りがいい

オーガニックコットンの人気の一因は、化学物質を一切使用せずに有機栽培されたため、出来上がりの肌触りがよく、使い心地が馴染むところです。 コットンの栽培過程でも農薬や化学物質や薬剤を使用しませんが、仕立てや染色などの加工の過程でも化学薬剤を使用しません。 そのためソフトな肌触りが特徴です。 漂白剤や化学染料、防腐剤など、通常の生地には様々な加工がされ、丈夫で触り心地がある程度良いように加工されますが、実際には人の肌にも大きな負荷を与えています。 化繊生地の下着などで、アトピーや蕁麻疹のようなアレルギー症状が出る人もいるのではないでしょうか。 肌の弱い小さな子どもは特に敏感なので、ぜひオーガニックコットン生地のタオルや洋服などを着せてあげたいものです。

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