カラダに良いハナシ(読み物)

栄養素 タンパク質

2016.08.22
「タンパク質」は人の体になくてはならない3大栄養素の1つです。 筋肉、皮膚、内臓、髪の毛、爪から歯に至るまで体を構成する栄養素で、体内には10万種以上もの「タンパク質」があり、体の約20%を占めていると言われております。 体の機能を整えるホルモンや体内活動に助力する酵素の原料、あらゆる病気と戦う免疫抗体の他、子供の発育にも欠かせない重要な栄養素です。 「タンパク質」は約20種類のアミノ酸が様々な形で組み合わさってできており、肉類、魚介類、卵、大豆、乳製品など多くの食品から摂取できますが、エネルギーが不足した場合には、体内でつくりだすこともできます。 しかし、体の中で十分につくることができない9つのアミノ酸がヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、バリン、トレオニン、フェニルアラトン、メチオニン、リシン、トリプトファンは必須アミノ酸と呼ばれ、人の体では十分な量を合成できないため、栄養分として外から摂取しなければなりません。 成人の日本人の「タンパク質」の推定平均必要量(g/kg 体重/日)は、0. 72(g/kg 体重/日)であるとされていますので、体重65kgの成人なら1日あたり約46gが必要量となります。 「タンパク質」が不足すると、新しい髪の毛や皮膚がつくられないため、抜け毛や肌荒れの原因となったり、エネルギーを燃焼させる筋肉量が減ると太ってしまったり、風邪をひきやすくなるなど、様々な影響が出てきます。 特に成長期の子供へは、成長障害が起こったり、世代を問わず血管が細くなったりして脳卒中など血管病の原因にもなります。 逆に「タンパク質」をとりすぎると、体内に蓄えることができない栄養素のため、尿として排出すことしかできず、腎臓などの臓器に負担がかかるため、とりすぎも病気の原因になるため、体にはよくありません。

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